西尾市、スレート屋根 苔繁殖で水はけが× 防水機能の復活方法
2025年4月22日
こんにちは!
今回は波型スレートの屋根塗装についてです。
波型スレートは、
セメントと繊維を混ぜ合わせて、波型に加圧成形して固めたものです。
耐用年数が長くて丈夫な素材ですが、
スレート屋根事自体に防水性はなく表面に塗装をすることで防水性を確保しています。
しかし経年劣化で塗膜は薄くなってきます‥‥
塗膜が薄くなってくると
雨水が浸み込みやすくなり湿った状態が続きます。
常に湿気のある場所は苔が好む環境です💦
苔が繁殖します
苔が繁殖し、最初は少しの量でも雨が降ったり湿度が高いと繁殖スピードが早まります💦
苔が水気をため込みスレートに水分が残る時間を長くします。
水はけが悪くなる
多くの水分をため込んだ苔が障害となり、より一層水はけが悪くなります。
劣化の加速
スレートが長時間水分を保持すると、もともとは硬い素材だったのですが
雨水の吸収を繰り返すことで、次第にもろくなってしまいます💦
苔は放置してもなくなりません💦
むしろどんどん繁殖してしまいスレートをもろくしてしまう原因となってしまうんですね💦
スレート屋根 防水性の復活方法は
苔を除去した後に塗装です!!
では先日施工した倉庫の施工写真をご覧ください(^_-)-☆
【現状】
屋根一面に苔の繁殖が見られます。
【仮設足場】
職人が安全に作業が出来るように!
高圧洗浄時の苔・塗装作業時の塗料の飛散がないように!
足場を設置します。
【高圧洗浄】
高圧洗浄を当て苔を除去します。
どのくらいの水圧で苔が除去されるのかと言いますと☝
写真矢印の部分を握ると高圧の水が噴射されるのですが、
握った瞬間身体が後ろへ持っていかれるほど勢いよく水がでます!!!
万が一触ったら怪我するほどの圧力ですのでよっぽどの汚れは取れます!(^^)!
洗浄後、しっかり乾燥させていよいよ塗装の作業に入ります!!
【プライマー1回目】
プライマーの役割は塗料の密着性の向上ですが、
劣化の進んだスレートの場合
スレートがプライマーを吸い込む(吸い込み)現象が起きます💦
【プライマー2回目】
吸い込みが激しい場合はどんなに良い塗料を使用しても密着が悪くムラのある仕上がりになってしまうため
プライマーは2回塗ります!
下地が整いました!!
【仕上げ材 1回目】
今回使用した塗料は
防カビ・防藻性のあるクリーンマイルドシリコン(エスケー化研)
優れた密着性があります!!
また汚れが付着しにくく、付着した汚れも雨水で洗い流してくれる優秀塗料です!!✨
色はN50 を使用。
自然な色合いのため人気のあるカラーです。
【仕上げ材 2回目】
既定の塗膜厚を塗布することで
クリーンマイルドシリコンの性能が最大限に発揮されて、耐久性・機能性を保つことが出来ます!!
【完成】
耐油年数12~15年のクリーンマイルドシリコンで美観も防水性も復活しました✨✨
皆さま、倉庫の屋根は普段なかなか見る機会のない場所ですが一度ご覧になってください。
もし苔が見られるようでしたら塗装によるメンテナンスを推奨いたします💁♀️
お気軽にお問い合わせくださいませ(^_-)-☆
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24時間受付中です!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社村井塗装
木村